【手数料で損してない?】アクティブvsインデックス、初心者が選ぶべき投資信託はどっち?

こんにちは!ストローです。
投資には大きく分けると2種類の運用方法があります。
- アクティブファンド
- インデックスファンド
この二つの違いを理解することは、あなたの資産形成において、最も重要な選択の一つと言っても過言ではありません。さあ、どちらがあなたにふさわしいか、一緒に見ていきましょう。
アクティブファンドとは?
アクティブファンドとは、ファンドマネージャーと呼ばれる「投資のプロ」が、独自の哲学と分析で会社を選び抜き、市場平均(日経平均株価やS&P500など)を上回る成績(=より大きな利益を出す)を目指す投資信託です。
投資と聞くと、一日中PCの前で株価の変動を見て、株価が下がると買い、株価が上がると売却する。というイメージがあると思うのですが、このアクティブファンドがそれです。
アクティブファンドの魅力と、厳しい現実
【魅力】市場平均を大きく超えるリターンが期待できる もし、あなたが選んだ料理人が本物の天才であれば、市場平均を遥かに上回る、夢のようなリターンを手にできるかもしれません。「S&P500が+10%だった年に、僕のファンドは+20%だった!」なんてことも、理論上はあり得ます。この「夢」こそが、アクティブファンドの最大の魅力です。
【厳しい現実①】手数料(料理人の給料)が非常に高い アクティブファンドの手数料(信託報酬)は、一般的に年率1%〜2%と高めに設定されています。この手数料は、ファンドの成績が良くても悪くても、あなたの資産から差し引かれ続けます。
【厳しい現実②】ほとんどのアクティブファンドは、市場平均に勝てない これが最も不都合な真実です。様々な調査で、長期的に見ると、手数料を差し引いた後で市場平均に勝ち続けられるアクティブファンドは、全体の1〜2割しかないことが証明されています。ですので、アクティブファンドで投資をしている方々は市場平均に負けないように、日夜市場の動きを監視し、いち早く行動できるようにしているのです。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、特定の指数(日経平均株価やS&P500など)と全く同じ値動きをすることを目指す投資信託です。
ここに、ファンドマネージャーの個性や哲学は一切入りません。やることはただ一つ。日経平均株価が225社の株で構成されているなら、その225社を、決められた比率通りに、機械的に買い付けるだけ。S&P500なら、アメリカの優良企業500社を、ただ購入するだけです。
つまり、投資先が一つの会社でなく、複数社に投資する。という感じです。
インデックスファンドの地味だけど、最強な強み
【強み①】手数料が、衝撃的なほど安い レシピ通りに作るだけなので、カリスマ料理人は必要ありません。そのため、手数料は年率0.1%前後と、アクティブファンドの10分の1以下に抑えられています。この差が、20年、30年という長い年月をかけて、あなたの資産に絶大な影響を与えます。
【強み②】市場の成長を、まるごと受け取れる 市場平均に勝つことはありませんが、負けることもありません。経済が成長し、市場全体が右肩上がりになっていけば、あなたの資産も同じ角度で、着実に成長していきます。派手さはありませんが、これ以上ないほど確実で、再現性の高いリターンと言えるでしょう。
【衝撃】手数料1%の差が、30年後に生む「800万円」の格差
「たかが1%の手数料で、そんなに変わるの?」 そう思うかもしれません。では、具体的な数字で見てみましょう。
ここに、100万円を元手に、毎年5%の利益が出たと仮定します。
- Aさん:インデックスファンド(手数料0.1%)で30年間運用
- Bさん:アクティブファンド(手数料1.5%)で30年間運用
30年後、二人の資産はどうなっているでしょうか?
- Aさん(インデックス):約411万円
- Bさん(アクティブ):約280万円
なんと、その差は130万円以上にもなります。もし、これが毎月3万円の積立投資であれば、その差は800万円近くにまで膨れ上がります。手数料とは、あなたの資産を静かに、しかし確実に蝕んでいく存在なのです。
まとめ:初心者が選ぶべきは、ただ一つ
- アクティブファンドは、「市場平均を超える」という夢を見せてくれるが、手数料が高く、ほとんどが市場平均に負ける。
- インデックスファンドは、市場平均と同じリターンしか得られないが、手数料が激安で、市場の成長を確実に自分のものにできる。
ここまで読んだ賢明なあなたなら、もうお分かりでしょう。 私たち個人投資家、特にこれから資産形成を始める初心者が選ぶべきなのは、疑いようもなく「インデックスファンド」です。
天才料理人を探し出す賭けにでるよりも、世界経済という名のレストラン全体の成長に、低コストで相乗りする。これこそが、最も合理的で、最もストレスがなく、そして最も成功確率の高い「投資の王道」なのです。
「平均点でいい」と妥協するのではなく、「平均点を確実に取りにいく」という、最も賢い選択。それが、インデックスファンドを選ぶということなのです。